2026.03.03 Tue 2026年03月03日(火) 2/28組合員交流企画「現役行司から学ぶ大相撲の面白さ」を開催しました


2026年2月28日18時より、現役行司の式守与之吉さん(以下、与之吉さん)をお招きし、日本橋にある元力士が営む人気店ちゃんこ西乃龍にて特別交流会を開催いたしました。
当日は総勢22名が参加し、温かいちゃんこ料理を囲みながら、
相撲の世界をより深く知る貴重なひとときを過ごしました。
会場となったちゃんこ西乃龍は、元力士ならではの本格的な味わいで評判のお店です。参加者は舌鼓を打ちながら和やかな雰囲気の中で開会を迎えました。湯気の立つ鍋を囲むことで自然と会話も弾み、会場は終始温かな空気に包まれていました。
お呼びした与之吉さんからは、普段テレビ中継ではなかなか知ることのできない“土俵の裏側”について、臨場感あふれるお話が披露されました。行司の一日の流れや昇進制度、名前の継承についてなど、相撲界ならではの伝統と厳格な世界が語られ、参加者は熱心に耳を傾けていました。
中でも印象的だったのは、行司の昇進に関するお話です。階級ごとに求められる所作や責任の重さは異なり、長年の経験と研鑽を積み重ねながら少しずつ番付を上げていくその道のりは、まさに伝統芸能の世界そのもの。土俵上で堂々と采配を振るう姿の裏に、日々の地道な努力があることを改めて実感する機会となりました。
さらにこの日は、与之吉さんが実際に使用している軍配や、番付表を書く際に用いる筆も特別にご持参くださいました。軍配の持ち方や差し方の実演も行われ、参加者が実際に手に取る場面も見られました。ずっしりとした重みや独特の緊張感を体感しながら、各所で記念撮影を楽しむ姿が印象的でした。
また、与之吉さんは各テーブルを回りながら気さくに質疑応答にお応えいただき、土俵上での判断の難しさや、行司として日頃心がけていることなど、率直なお話も披露されました。一瞬の勝負を裁く重責、そして伝統を守り続ける使命感――その言葉の一つひとつから、相撲界を支える行司という存在の重みが伝わってきました。
終始和やかな雰囲気の中にも、相撲文化の奥深さと伝統の重みを感じることができた今回の交流会。参加者にとっては、ちゃんこ料理の温かさとともに、相撲の魅力をより身近に感じられる忘れがたい一夜となりました。
企画終了後には、与之吉さんから本場所の番付表とサイン入り色紙を参加者一人ひとりに手渡してくださいました。心のこもったお土産に、参加者の皆さまも大変満足されたご様子でした。
多くの方から「ぜひ来年も開催してほしい」とのお声をいただいております。今後も与之吉さんを応援するとともに、日本の伝統文化である相撲の魅力をより広く発信してまいります。
リポート:内原剛専務理事


