2025.05.20 Tue 2025年05月20日(火) 第55回通常総代会が開催。新役員が選出されました。


5月 17日(土)、協同組合会館5階M&Dホー ルにて第55回通常総代会が開催されました。
総代会冒頭、司会の元林元彦福理事長より開会の挨拶が成され、開会後、康勲理事が議長に選出されました。総代会は総代員39名(内WEB出席13人)出席、委任状39部の提出を受け、康勲議長より第55回通常総代会の成立が宣言されました。中村厚理事長からの挨拶に続き、来賓の大阪府保険医協会 宇都宮健弘理事長からは、この間の協会運動と共に、協会・協同組合の共同強化への期待も語られました。続いて大阪府歯科保険医協会・小澤力理事長からは、現在の政治情勢への懸念と共に、協会運動と協同組合の連携への期待が語られました。また、保団連をはじめ各関係団体からの多数の祝電メッセージも紹介されました。続いて、議事に先立ち昨年亡くなった組合員への物故者黙祷が行われました。
議事では内原剛専務理事・野井洋正副理事長より第1号議案~第7号議案の報告を行い、予算案や事業方針など全議案に対して賛成多数で議決されました。
続いて、井手成信副理事長より第8号議案「役員及び監事の選挙」について役員候補の提案があり、総代員全員の賛成にて、役員候補は全員承認されました。
なお、本総代会を以て、8期16年理事長を務めてこられた中村厚理事長が勇退されました。また、中川佳已理事、山本武理事、辻一郎監事が勇退され、新たに、入谷純光先生、前田康祐先生が、理事に就任され、山本武理事は監事に就任されました。
その後の、臨時理事会において、理事の互選により、入谷純光理事が理事長に就任され、元林和彦副理事長、藤本順一郎副理事長、野井洋正副理事長、井手成信副理事長が、それぞれ再任されました。
今後、新たに入谷純光理事長を先頭に、理事・役員・事務局一丸となって、開業医の経営を支えるべく事業推進を行っていきます。
また、総代会に先立ち開催された総代会記念講演では城南信用金庫名誉顧問であり、横浜商科大学理事長の吉原 毅氏による記念講演「協同組合が果たすべき役割―暴走する資本主義を乗り超える―」が開催され、多くの方にご参加いただきました。
講演では世界史、日本史の中での金融とその支配の歴史が大きく語られ、国際金融資本が今日に与えてきた影響の解説が成されました。また、吉原氏が城南信用金庫時代から取り組まれてきた脱原発や原発に代わる新たな取り組みとしてのソーラーシェアリング構想なども話され、非常に興味深い講演会となりました。